はい。
今日も今日とてインテグラル理論。
ウェイキングアップ。
悟りへの道のご紹介をしていきます。
前回のおさらいはこちら→「神になる①」
②夢を見ている状態(微細(サトル)な領域)
前の段階が文字通り目覚めている状態で、目覚めているとまあ、動いている?動かしている?この身体が紛れもなく私だ!と思っている訳です。
ものすごく、当然の感覚ですね。
これはよくわかった。
この身体が私だ!と思っているから、腹が減ったら食べてあげる。甲斐甲斐しくお世話する。
この状態をウィルバーさんは「同一化」と呼びます。
でね、次。
じゃあ、夢を見ている時ってどうかしら?って問題提起されます。
でっかい犬にめっちゃ追いかけられてる夢とか。
実際に追いかけられてる訳でもなく。
実際に走ってる訳でもなく。
身体はお布団の中で横になっているのに、私の意識は走って逃げてる!
この時は身体と私という意識は同一化されていません。
起きていようが、夢を見ていようが
身体が走っていようが、布団の中にいようが
私は私という意識はずーーーっと
私のまんま維持されている。
ということは、つまり
この身体そのものは私ではない
と言える。
目覚めていようと、眠っていようと
それは身体がやっていることであって
私の意識ってものは実は
ずーーーーっと目覚めている。
って、いうことになるよね?
不思議な感覚です。
でも、私これ、ちょっとわかるの。
例えば、宇宙からやってきた宇宙人としての意識が
たまたま見つけたこの「リエ」と呼ばれる肉体に入って生きてきた感じなの。
ワレワレハ ウチュウジンダ。
こんな感じを実感できる簡単なワークがあります。
還俗した元僧侶で、マインドフルネスをはじめとする講座など活動されてる井上ウィマラ先生という方がおっしゃってました。
どちらの手でもいいのでグーをします。
それをゆっくり1分かけてパーにしていくの。
やってみて欲しいので詳しくは書きませんが、面白いです。
体験して何か感じたら感想でも聞かせてください!
この身体とは別の私、この自己の感覚。
これこそが、「本当の自己」へと近づいていく感覚だとウィルバーは述べています。
「本当の自己」
スピリチュアルな世界でよく聞きますが、「本当の私」とは少しニュアンスが違うように思えます。
「本当の私」は何ができて、何が好きで、何をするのが楽しくて、これは苦手で、こんなことはもうしない!って宣言してるような気がします。
それは、必要な段階ではありますが、ある意味個別化、差別化に拍車をかけ、私という特別感をましていくものです。
「本当の自己」はその逆になります。
ひとつになっていくのです。
あ。ちょっとフライングした。
「本当の自己」については、また徐々にご紹介しますね。
今日も小難しい話にお付き合いくださいましてありがとうございます!
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