危なっかしくても巣立ちは巣立ち

2週間ほど前、庭の紅葉の木に巣をかけていた鳥の雛が巣立ちの時を迎えたようです。

鳩だと思っていたら違った。
なんの鳥かわかりません。鳩より少し小さめ。


親鳥はテケテケ テケテケと鳴く。
雛はテュルテュル テュルテュルと鳴く。
いや、キュピキュピかな。
聞けば聞くほどなんと表現していいのかわからない。


誰よ、最初にニワトリは「コケコッコー!」って言ったのは。勇気あるな。


その「テュルテュル」が庭からしきりに聞こえる。
塀沿いに黒い大きなシミみたいなもの。
そんなものあったっけ?

じっと見る。

そのシミが「テュルテュル」と鳴く。

わ!雛じゃん!
ちっちゃ!
これ、もしかしたら巣から落ちちゃったの?


どうするよ!?


そこへ、仕事途中のパパが帰ってきた。
GOOD TIMING!


「ね、この雛たち巣に戻してみてよ」


逃げる
捕まえる
落とす
脚立から落ちる(パパー!)


吸ったもんだの後
やっとみんな巣に戻ったね!

一安心の後
また
拙い羽ばたきと共に
飛び、、、、着地。
いや、飛んでない。
パタパタと落ちる。


これ、巣から落ちちゃったんじゃなく
自分で降りたってやつね。
きっと。


感動的に一発で巣から飛び立つ巣立ちではなく
あれよあれよと着地するのが
彼らの巣立ち。

早くない?

明らかにひよっこじゃん。

なんで、降りちゃうの?

でも、自然には逆らえない。

その時だったのでしょう。


ずっと親鳥は付かず離れずウチの周りの木やら
電線やら屋根やら移動しつつ。



「テケテケ テケテケ」


ご指導?

「ほら!こぎゃんたい!よく見て!」とか。

でもね、雛たちなんかのんきなんよね。

「テュルテュル テュッ テュルテュル」


そんなやりとりが日が暮れるまで続いてる。

早くどうかせんと野良猫ちゃんたちに食べられちゃうよ〜!


もう、私気が気じゃない。


案の定、よく見る黒猫が窓の外を悠々と歩いていく。ライオンさながらに。


GOOD TIMING!


もし、何が起こってもそれは自然の摂理。


少しずつ遠ざかっている
「テケテケ」と「テュルテュル」を聞きながら
半分覚悟する。


翌日、庭を一周した。

無惨な姿が転がっていませんように。
でも、少なくともウチの庭には見当たらず。


かすかに
「テケテケ」と「テュルテュル」が
聞こえたような
聞こえなかったような。


とうとう幻聴ですか!?


それからはもうその親子の姿は見てません。
無事だったのか
無事じゃなかったのか
確認する術はありません。


そんな感じですよ。
私ってば。
その親子の小鳥の母にだってなってしまう。


ウチのボーイズに対してだって。(含むパパ)
受験生長男は夏期講習。
次男は炎天下テニスの練習試合。
パパ、朝から会議からの仕事。

やだー!みんな、めっちゃ頑張ってる!!!
私も頑張るからね!
って、庭の草むしりする。めっちゃする。


飛ばせる意識はどこそこに飛ばしております。

そして、よく先走りもします。
言われてもないけど察するってやつ。

察したくなくても、なんとなく察しちゃうんですもの。


で、よくヘトヘトになります。

だって、鳥の雛の心配も一晩中しちゃうんです。
そりゃ、ヘトヘトになるでしょ。


もね、そんな時はめちゃくちゃ眠たい。
めっちゃ昼寝する。
私の愛するでっかいヨギボーで。


死んだように眠ります。



疲れたら。
休みます。



回復したら。
また意識飛ばします。
心配します。
そして愛します。


そして、時々
愛されていることに気づく。
あれ、これってひょっとして?!


もー!ちょっとわかりやすく頂戴よ!とも
言いたくなるけど。
私が受け取っていようと
受け取っていまいと
ポイってここに置いてある。

めっちゃ無造作に。
可愛い。



いいもわるいも
あるがまま。





自分の心を研究する会を開催してます。
まるで雛の巣立ちを見守るような体験かもしれません。ご一緒にいかがでしょう?



ご連絡、お問合せお待ちしています。









ありがとうございます

気づきのワーク*イマココ対話室

本当はわたしがわたしの1番の味方。 絶対に裏切らない味方。 だから大丈夫! ちょっとぽわっと力が抜けるような心と身体のためのワークとヨガをご提供。 人生という冒険の旅に必要なアイテムを手に入れるのは紛れもなくあなたご自身です。 そんなあなたの旅の仲間としてアイテムを手に入れて使えるようになるまでともに歩いて参りましょう。 さあ、出発!

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