本来私はきっとぽけ~っとした人です。
ほんで、父からはいつも「ぼけっとすんな!」と怒られていた。
父からすると
すぐ騙されそうだし、置いてけぼりにされそうだし、要領悪いしで
めちゃくちゃ頼りなかったんだと思う。
そんな感じで育ったので、そこそこ頑張って頑張って
むちゃくちゃ頑張ってなんとかぼけっとしないように生きてきた。
最近、父とちょっと事務的なやり取りをしてて気づいたことがある。
私は今でも父に何かしら怒られるのではないかと思ってびびっているなと。
表面的な部分では「めんどくさい」とか「会いたくねぇ」とか思ってるだけなんだけど。
そのモヤモヤ~な感じをしばらくそのまま感じ続けていたら、突然飛び出した言葉はまさに
「怖い!」
だった。
今更?今でも?
そんなもの、とっくに捨てたと思っていたけど、無くなっていてしかるべきと思っていたけど、認めたくないけど。
あるもんはしかたねぇ・・・
認める。
認めたからには味わいます。感じます。出します。
今回は一人で床の上を「怖い!怖い!おやじが怖い!」と言いながら
転げまわりました。
気が済むまで。
疲れるまで。
飽きるまで。
そしたら、少し軽くなるのね。
とりあえず、実家に行ってもい~かな~くらい思えてくる。
そうなって、やっと、行けました。
も~いーや!
怖いまんまで。怖いまんまで行こうって、行きました。
いざ行ったら、そーでもないんだけどね。実際のところ。
そんなもんじゃん?
今回は怖いだけでなく、怖がることもダメだと思ってるし、その怖さをどう扱ってあげればいいのかわかんないのがまた怖い!っていう私のパターンでした。
意外と「めんどくさい」って思う時は
ほんとに「めんどくさ~い」感情や思い込みが隠れていることが多いから
感じてみてね!
*
*
*
「もはや彼をここで異邦人にすることがありませんように」
「彼こそ、真理における私の本当の姿です」
ぽけ~っとできずに生きるしかなかった私はどこかずっと居心地が悪くて。
安心できない。
父にも。この世界にも。
まるでホームシックにかかっている異邦人みたい。
A Course In Miracles
Lesson 303
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