ある日次男坊が言いました。
「明日早く学校行くけん!」
「なんかあると?」
「今日学校から帰ってる時に、小っちゃい子が一人で車におったと。しばらく近くに皆とおったけど、誰も来んかったけん、もしかしたら明日までそのままだったらだめだけん、早く行って確認すると!」
「赤ちゃん?寝てたの?」
「たぶん。」
「なんで誰か戻ってくるまでおらんかったとよ。今の時期、一晩そのままだったら寒くて死ぬかもよ!で、もし、そのままだったらあんたたちどうするの?」
「なんか、大騒ぎしてたら誰かが気づいてくれるんじゃないとかな!?」
「いや、そこ、大人に助けて!って言おうよ。
てか、それ、たぶん、車に乗せたら寝ちゃったけん、しばらくそのまま寝かせておきたいだけだと思うよ。。。あんたもそうやって放置されたことしばしばあるバイ。」
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翌日、彼はいつもより早く登校しました。
学校、まだ開門してない時間に。
帰ってくるのを楽しみに、事の顛末を聞き出しました。
「赤ちゃん、どうだった?」
「その場所に、違う車が停まっとった・・・」
・・・だよね。
心なしか、次男坊、ちょっと残念そう???
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「闇は自分の想像の産物」
まるで自分の関与できる範囲を超えたまったく関係ない外の世界で
コトが起こっているように見えます。
そのコトを闇であればあるほどセンセーショナルで刺激的。
大好きです。
なので喜んで外の世界に闇を見ます。
どこまでもリアルにリアルに。
そんな時の想像力はほんとたくましい!
何か悪いことが起きている。
きっと私は嫌われている。
駄目なやつだと思われている。
ほんのちょっとした他人のしぐさを根拠に。
闇は放っておけばどんどん深くなりますね。
想像力を発揮して。
まるで特殊能力か?!ってくらいです。
なんなら制御不能なくらい暴走します。
わ~!悪い想像がとまんないよ~!
誰か助けて~!
ってことありません?
基本、誰も助けてくれません。
助けられない。
だって、自分の頭の中で起してることなんですもの。
自分でどうにかするしかないのよね。
「踊る大捜査線」が大好きで。
すみれさんになって湾岸署で働きたくて
警視庁受験したくらい。
青島さん叫びますね。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」
あまりに有名な名セリフ。
会議室だろうと現場だろうと
そんなのひっくるめて
事件は人の脳内で起きているだなって
今は思います。
悪い想像止めるのは難しいけど
これ、私が勝手に悪い想像してるんだなって気づくことはできます。
その気づきが「自分の人生を自分で生きる」ってことにつながります。
次男坊の脳内で「幼児車内放置事件」が起きた話でした。
とりとめもない。。。
A Course In Miracles
Lesson 302
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