クライアントさんがおっしゃられてました。
「出口のない迷路の中にいるようだった。
しかも草ボーボーの茂みばかりで
歩ける道も見つからず。」
まさに、大変な出来事のさなかにいるとそんな感じになります。
冷静に考えてるつもりでも、はたから見たら冷静じゃないし。
見当違いなことしてる感じもするし。
なんか混乱しまくってる。パニック。
そこのところは私も一応日々精進しております故、頼って頂き
有難き幸せ。
「草ボーボーの出口のない迷路」
言い得て妙!
すばらしい。
今日はそれにのっからせてもらいます。
でも出口はここよ!って教えてあげる気はありません。
手をひいて導かない。
出口なんて最初からねぇ~んじゃね!?
くらい思ってる。
うっそうとした暗い茂みの先に出口を見つけようと
目を凝らしても途方に暮れる。
トホホ。
そうやってがっかりします。
がっかりしたら
寂しくて、悲しくて
泣きたくなってきた。
なので、その場でしゃがみこんで泣きます。
えーん、えーん!
ひとしきり泣いたら。
周りが見えます。
足元の草の一本一本とか。
名前は知らんけど、いろんな草草草。
背が高い草。
低い草。
チクチクする草。
つるっとしてる草。
くっついてくる種。
小さな白い花をつけてる子もいるのね。
可愛くて、綺麗。
あ、この隙間なら何とか歩いて行けるかも。
そうやって
足元をよく見ながら
一歩一歩進んで行くんです。
進んで行けるようになるんです。
その道は小さなうさぎのけもの道だったかもしれない。
遠くを見ているだけでは気づかなかった。
悲しくなって、泣きたくなって
その感覚や感情に素直になってしゃがんで泣かなければ見つけられなかった。
細い細いかすかな道・・・
ほら
はるか遠くの出口など最初からなかった。
そうやって足元の一歩一歩を進んでいくと
いつのまにか
ぱあ~っと広がった草原にでるかもしれない。
お花畑?
それとも美しい海?
活気にみちた街?
そして実は足元の一歩一歩が出口でゴールだったんだと気づくの。
先の彼女曰く
「やっと、少し道が見えてきた。
迷路から出られそうな気がする。」
うんうん。良かったね。
もう、それ、たぶん出ちゃってるけどね!
私は彼女と共にいるだけで。
私も辛い気持ちになったら一緒に泣くだけで。
そんだけで。
あー迷路から出ちゃったなって感じました。
また入り込んだら出る。
そうやって行けばいいのね。
みんなみんな今日も本当にありがとうございます!
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