神になる④

寺子屋的インテグラル理論ウェイキングアップ「神になる」シリーズも本題に入っていきます。

前回のおさらいはコチラ「神になる③」


では、さっそくまいります。


④トゥリーヤ:究極の目撃者


サンスクリッド語で4番目という意味のトゥリーヤ。これまで見てきたウェイキングアップの過程は、粗大、微細、元因でしたので、そのまさに次の4番目という訳です。


このトゥリーヤの意識とは「究極の目撃者」としての意識です。


ここでプチワークです。

これが自分だと思っているものを自分自身に問いかけてみましょう。

名前、年齢、身長、体重、学歴、仕事、家族構成、誕生日、趣味、特技・・・・・etc


そうそう、私ってこんな人だよね。

では、ちょっと視点を変えます。というか、カメラワークに例えたら、引きで映す感じ。


そしたら、気づきませんか?

およ?
自分に問いかけをしている、もう1人の自分がいるよね?!
って。


観察の対象として存在してる自己
客観的に観察している側の自己
が。
いるよね?!確かに。


そして
その
観察している方の自己が
ここで「究極の目撃者」と呼ばれる「本来の自己」としての意識状態なのです!


あんまり、馴染みはないかもしれないけれど
こっちの方が
本当の私なのよ。



「本当の自己」が「イマココりえちゃん」を通して
世界に存在して、見たり、聞いたり、喋ったりしていたせいで
「イマココりえちゃん」=「本当の自己」って勘違いしてただけで
「イマココりえちゃん」は本当の本当のところ「本当の自己」ちゃうねん!ってことなのです。


「本当の自己」は「究極の目撃者」なので
ただ目撃し続ける人なの。


りえちゃんが笑おうが
怒ろうが
泣こうが
喚こうが
喜ぼうが
遊ぼうが
仕事しようが

ただ観察し続ける意識。

りえちゃんが
生きている世界を
りえちゃんを通して
目撃している。

だけ。

なのでりえちゃんの世界とは
全く関係がなく
いたって自由なのです。
その世界に生きてはいない。
しばられてもいない。

虫籠のカブトムシを観察するようなものです。


なので、もちろんりえちゃんが必死に生きることに頑張っていることも関係ない。
時間の流れですら関係ない。


生命活動、時間、空間など
ありとあらゆる
この次元自体を超えた


究極の目撃者なのです。


これこそが「本当の自己」としての意識。



これは以前からさまざまな言い方でいろいろな覚者たちが言っています。


キリスト教では「キリスト意識」
インド哲学ヨーガ学派では「プルシャ」
禅師柴山全慶は「絶対的主観性」
インドの聖者ラマナ・マハルシは「私ー私」

などなど。



さてさて、これを聞いて皆様どう思われたでしょうか?


この、今、まさにキーボードパチパチ叩いてるイマココりえちゃんはどうなるの?


イマココりえちゃん、どうすればいいの?



私、そう思っちゃうんだよね。


この部分でウィルバーさんはもう少し踏み込んで主張をされてますけど、それを含めて思うところを私は最後に書きたいと思います。

まず、次回、ウェイキングアップの最終段階としての意識をご紹介した後で。



それでは、皆様また次回までごきげんよう!


今日もお読みいただきありがとうございました!








気づきのワーク*イマココ対話室

本当はわたしがわたしの1番の味方。 絶対に裏切らない味方。 だから大丈夫! ちょっとぽわっと力が抜けるような心と身体のためのワークとヨガをご提供。 人生という冒険の旅に必要なアイテムを手に入れるのは紛れもなくあなたご自身です。 そんなあなたの旅の仲間としてアイテムを手に入れて使えるようになるまでともに歩いて参りましょう。 さあ、出発!

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