神になる⑤

いよいよウェイキングアップ目覚めへの道、最終段階のご紹介となります。


ひー!!(怖がってる、難しくて。)

前回のおさらいはコチラ→『神になる④』


えと、ほんとよく分からない意識状態なので今回はウィルバーさんの記述をまとめるに留めます。てか、留めざるを得ない。自分の表現しようがない。

では、参りますよ。


⑤トゥリヤティタ:非-二元の一なる意識


前回の段階が」「トゥリーヤ」でした。4番目という意味の。
で、今回の「トゥリヤティタ」は「4番目を超えた」という意味なんだそうです。

つまりトゥリーヤ=目撃者

を超えた意識ということになります。


え?するってえと、何かい?

目撃者、観察する自己っていうのよりもっと高次の存在がいるのかい?!って疑問が湧いてくるでしょ?


いや、もはや、分からなすぎて湧いてこない?

ごもっとも!

まあまあ、聞いてください。


目撃者、観察する自己、本来の自己なんと呼ばれても結構ですけど、私は「本来の自己」としますね。


この「本来の自己」の最大にして最高の特徴をウィルバーさんは披露してくれています。ここにきて。
満を持して。


それは、「本来の自己」は観察する、目撃するということすら、本当は行わない、ということです。


見えているもの
聞こえているもの
触れているもの
味わっているもの
香っているもの
考えているもの


それらとの同一化を解き
観察する。


その「観察する」という感覚すらなくなってしまう。


それが「本来の自己」となると言うわけです。


もう少し、言葉を重ねましょう。


「本来の自己」の中で

見ているもの
聞こえているもの
触れているもの
味わっているもの
香っているもの
考えているもの


ただそれだけが
現れては消え
現れては消え

まるで泉に時折浮かんできては消える
泡のように

生起しているだけなのです。


そこには
「私」が「私」と思っていたものは
存在していません。


ただ、浮かんでは消えていく
泡ぶくがブクブクし続けているだけなのです。


もう一回言います。


「本来の自己」がひとつあるだけで
「私」っていうのは最初から居ないっていうことなのです。 



この
目の前に現れている世界は
私の身体も含めて
「本来の自己」としての「一なる意識」の中で生起している。


その感覚を垣間見る方法としてダグラス・ハーディングの著書『心眼を得る』の中にある記述「頭なき状態」を紹介し、ウィルバーさんがまとめてくれています。


私なりの解釈ですが、簡単に書きますね。


目の前に何でもいいので置いてみます。ボールペンとか。


ボールペンを「これは青のボールペンだよね」ってボールペンたらしめて見ているのは私。そして、私の脳なんですよ。

マグカップしかり。
車の音しかり。
腰痛もしかり。


全部、全部私の脳の中で生起している。

そして、とうとう気づきます。

「私」というものもこの、肩の上の脳で生起している。

目を閉じて
じっと頭の中に意識を伸ばしてみる。

触ることはできるけど
見ることはできない頭。

この世界をこの頭が映し出しているんだと感じながらじっとしていると、、、、
だんだん、頭がスーカスーカしてくる。

触ったらあるけど、あるにはあるんだけど
スーカスーカしてくる。


「自分の頭があると思っていた場所の中で、その対象が生起しているのです。あなたが気づく必要のあることは、これだけです。」
そう、ウィルバーさんは言っています。


私が対象と思っていたモノ、音、人・・・すべてが私と思っていたものとひとつだったのです。


もひとつ、引用させてください。

「私たちはこの一なる意識の状態において、完全な自由と完全な豊さを同時に体験するようになります。あなたが完全に自由なのは、特定のどんな物事や対象とも同一化しておらず、それゆえに、どんな物事や対象からも影響を受けないからです。あなたが完全に豊かなのは、特定のどんなものとも同一化していないにもかかわらず、全てのものと同一化しているからです。」



この部分はまだ理解が及んでおりませんが、感覚的に好きな部分でして。

自由と豊さのレベルが想像を超えている。

自分の好きな仕事をしているとか
月にいくら稼いでるとか
そんなことでは全然ないことが感じられるからです。。。。






ふー。





ひといきつきました。


やれるだけのことはやりました。



悟り
目覚めの道
ウェイキングアップの最終段階はこういうことになります。


私も含めて対象はただ
ひとつの意識の中で
生起しつづけている。


まるで泡のように。



いろいろなスピリチュアルな情報がたくさんあるので賛否両論あるかと思いますが、ここにて「神になる」シリーズ完結させてくださいませ。



で、これまで長きに渡り「グローイングアップ」「ウェイキングアップ」の2方向からの進化を見てきました。


この2つの観点がどのように関係してくるのか?これがウィルバーさんのインテグラル理論の最大の特徴であり、私が最高に感動したところであるので、次回はその点について書いていきたいと思います。

実はこれからが本題だった!という驚きの事実?!


ご興味おありの方はまだまだおつきあいくださいませ〜♡


今日も長文をお読みいただきありがとうございます!



気づきのワーク*イマココ対話室

本当はわたしがわたしの1番の味方。 絶対に裏切らない味方。 だから大丈夫! ちょっとぽわっと力が抜けるような心と身体のためのワークとヨガをご提供。 人生という冒険の旅に必要なアイテムを手に入れるのは紛れもなくあなたご自身です。 そんなあなたの旅の仲間としてアイテムを手に入れて使えるようになるまでともに歩いて参りましょう。 さあ、出発!

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