【癒しの教室】ではヒプノセラピー(催眠療法)の一つの手法である暗示療法をセラピストとしてできるようになるための内容も含めて行っているのですが(詳細はこちら⇒★)
その講座の最中に受講生さんから
「なんか、、、がっかりしました~」
って言われちゃいまして。てへ。
催眠って
眠っているように意識が無くて
前後不覚に陥るようなものじゃなくて
しっかり意識はあります。
ヒプノセラピストが
「はい、右手挙げて~左手挙げて~両足どんどんして~」って
誘導したことに
クライアントが従ったら
はい、催眠にかかってます!ってなるの。
早い話。
なので
全身麻酔の手術のように
眠っている間に苦手だったピーマンが食べられるようになる
とは言い難いのです。
先の受講生さんは
全部セラピストにおまかせで
目が覚めたら
生まれ変わったかのように別人みたいな「私」が
出来上がってるって
極端に言えば、思ったみたい。
なるほど、わからんでもない。
そんな期待感もあるかもね。
ピーマン食べられるようになるかならないかは
セラピストの力によるものでなくて
もちろん
クライアント次第なの。
言うまでもなく。
セラピストはあくまで伴走者。
クライアントがピーマン食べることを
受け入れる気があるかどうかにかかっているのです。
腹の底から受け入れる気があるなら
意識があろうとなかろうと
ヒプノセラピーを受けようと受けまいと
ピーマンモリモリ食べるでしょう。
望んでいることを自分が受け入れることができれば変わる。
当然と言えば当然ですが
ものすごく大事で勘違いするところでもあります。
望みをかなえてくれるのは
セラピストでもオトンやオカンでも
パートナーでもわが子でもありません。
自分自身です。
当然、望んでるつもりでいます。
つもり。
ほんとのほんとは
受け入れることができないでいることが多いです。
望んでいる!という状態でいることを望んでいます。
めちゃヤヤコシイけど。
ピーマン食べられるようになりたいな~って
思って、目指して、頑張ってる
今日は半分食べられたの!
そんな私が大好きだし、生きてる実感がある!
人生楽ありゃ苦もあるさ
それが私が生きる道!
最高です。
なかなかに魅力的で刺激的なのでやめられませんね。
楽があるから苦もあるわけで。
upがあるならdownもある。
ずっと楽で
ずっとupなら
だんだん刺激はなくなります。
なんだかつまんない。
つまんないのはもっとイヤ!
なので、緩やかなup&downを繰り返す人生がいい!
私の周りの皆様はとりあえずそこを目指されてます★
めちゃハッピーなのはまだいいとして
めちゃ苦しいのはもう嫌じゃ!
と思った方々です。
ヒプノセラピーでもなんでもですが
自分が受け入れた分だけ変わっていきます。
ただ現実が変わる事だけを良しとして
拘り続けるのは
さらに苦しさを増してしまいがちですので
そこは気を付けて。
変えてやろう
変わってやろう
と気負い過ぎずに。
ほどほど望んだら
あとはおまかせで。
祈りましょう。
おまかせホイホイ。
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