「変わらなくていいよ」の威力

ヒプノセラピーの手法の一つに暗示療法というものがあります。その暗示療法を学びの仲間のおひとりと練習していました。


暗示療法とは、クライアントさんにとってあまり気持ち良くない感覚を引き起こす原因となっている凝り固まった思い込みや考え方の癖を柔らかくほぐしていくような言葉を、できるだけリラックスした状態(催眠状態)になったご本人さんに優しく語りかけて、「気持ちいい」を体感覚として感じてもらうための技法です。


長い説明になっちゃったな。

あれよ、あれ!睡眠学習みたいなやつ?

学生の時一度は試しませんでしたか?
英単語の発音と意味の音声を流しっぱなしにして寝るってやつ。
朝起きたらあら不思議!
暗記できてる・・・?!
って奇跡は起きてませんでしたが。


ま、睡眠学習だけでなく、催眠療法もたった1度だけでは難しいかもですね。


ともかく、凝り固まった思い込みや考え方の癖を柔らかくほぐしていくような言葉のことをここでは「暗示」と呼んでいます。


その彼女の暗示文のひとつのフレーズがズドンと刺さったの。
今日はそれが言いたかった。

そのフレーズとは

「変わらなくていいよ」



ずっと何かが自分には欠けていて
足りなくて
不満だらけで
何かわからないけど
とりあえず
手当たり次第
埋めるように
満たすように
ガツガツしないと
不安で
怖くて
しかたない!


っていう思い込み。

自分は底が欠けている
不十分な器に過ぎないという
無意識の自己暗示。


そのじわじわくる
焦燥感ったら半端ない。
もう走れないんですけど。





「変わらなくていいよ」




読んだ途端、力抜けるよね。


「底の欠けた不十分な器なんかじゃないよ!」
ではなく
「底の欠けた器のまんまでもいいじゃね?」
みたいな。


この違いお分かりいただけるだろうか?


力が極力加えられてないような。
脱力感。

これぞ全肯定ではないだろうか?!


って思ったの。(ここは力入るけどね。)


どうりで
力の抜けた目の前の彼女の力強さ。

力が抜ければ抜けるほど
彼女本来のエネルギーがほとばしるという
パラドックス。
魅力的なパラドックス!

なんなのよ、もう、そのアンタの安心感。
好きー!
ってなってさ。

もうホワホワよ。



そんな彼女の暗示療法込みのセラピー等、準備が整ったらまたお知らせします。

まだまだ、彼女についてはお伝えしたい素敵なところがたくさんあるけど、今日はこの辺で!


そんな全肯定人間の彼女がまじゅ研のテキスト「マインドフル・セルフ・コンパッションワークブック」のことを「これやったらブレないと思う〜」って言ってくれたので、私はさらに勇気100倍!

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気づきのワーク*イマココ対話室

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