わがまま坊主からの脱却

人がインテグラル的(統合的)に成長するために必要と思われる要素のうちのひとつめをご紹介していきます。


順番は「インテグラル理論」の中でもそうなっていたら。わかりやすいからかな?


①グローイング・アップ
子どもから大人になるにつれどんな風に意識の変化が起こるかってこと。

すなわち、発達。

発達理論についてはいろんな学者さんたちがいろんな説を唱えていらっしゃるけど、たいてい似たり寄ったりっぽいとウィルバーさんは言っている。


たとえば、ギリガンさんの発達モデルは4段階にまとめられるんだって。めちゃ簡単にいうと

・自己中心的
・自集団中心的
・世界中心的
・統合的

言葉のニュアンスでなんとなく意味はつかめると存じますが、自己中心的から統合へ向けて発達していくのね。


自己中でわがままだった子どもが
成長し
自分のことより
世のため、人のために生きたりするようになる。

平たく言えば、それを成長のひとつの側面であるとしてウィルバーさんはかなり重視している。


そういった側面を研究してきたのがいわゆる心理学という学問であったと。
この学問の歴史は浅い。とされている。
哲学としては古代ギリシャのソクラテスあたりに遡るんだろうけど、ここでははっきり心理学としてのスタートは19世紀のヴントさんからだとの認識を採用。


ということは、人の意識が「世のため人のため」へと成長していくものだという考え方を研究してきた歴史は140年ほど。これは圧倒的に浅い!


そう、心理学の歴史は浅い!

この点もウィルバーのインテグラル理論の中でネックになっているポイントだと私は思っている。


先ほどはギリガンさんの発達モデルを用いましたが、正直ギリガンさんをよく知らない。有名なピアジェさんもほぼ名前だけに等しいレベルに無知。

あえて言うとマズローさんは好き。著書「人間性の心理学」は半分読んだ!半分だけど!

マズローさんがフォーカスした欲求がわかりやすくて。成長によって欲求も当然変化する訳じゃん?

ウィルバーさんもマズローさんの説をよく引用するので、私もマズローさんっぽく欲求の観点から「グローイング・アップ」についてまとめたいと思ってます。


次回から!


「グローイング・アップ」の説明だけでどのくらいかかるのか全くわかりませんが。



今日もお付き合いくださりありがとうございました!



過去の記事はコチラ

❶丸っとひっくるめる

❷成長とは超えて含むこと

❸成長すれば幸せになる


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